私とマクロビオティック
一口に「食事制限」といっても範囲が広いので “何” を “どこまで” と悩みますよね。
私も数ある食事節制のなかで随分迷いました。
それでもなぜ敢えてここまでストイックな食事療法を選んだかというと、私自身が皮膚アレルギーを患っていたからです。
私は小学校4年生のときに「小児バセドー氏病」という病気にかかりました。
新陳代謝などを司る甲状腺ホルモンの病気です。
ずっと薬を飲み続け、20歳のときに精密な検査をしたあと「完治した」と診断されたのですが、長い間身体が正常ではなかったせいかお尻や手などに強い痒みを感じる皮膚疾患にかかりました。
さいわい目に見える部分には出なかったので、そこまでひどかったんだと知っている人はいませんが本人はかなり長い間苦しみ続けました。
30歳近くになってから妊娠・出産を経験しましたが、何が幸いするのかそれを機にパッタリと出なくなりました。どうやら治ってしまったようなのです。
妊娠すると体質が変わるっていうのは良く聞く話ですが、まさかこんなラッキーな目にあうとは思いもしませんでした。
こうなったら、もう二度と同じ思いはしたくない!と体質改善を試みたのがはじまりです。
皆さんは自分を振り返って、今の生活とりわけ食生活は自分で管理できていると断言できるでしょうか?
男性は奥さん、もしくは母親に任せっぱなし。
女性でもコンビニ弁当、スーパーのお惣菜は当たり前。なんてことないでしょうか(*^_^*)
私も仕事しているときはそういう生活をしていました。
ダイエットをしたくても、
退社が遅いので、毎晩主人と外食続き。
食べる時間が遅いから、当然寝る時間も遅い。
寝る時間が遅いから、朝も時間ギリギリまで寝てる生活。
朝は時間がないからお弁当までつくる余裕はないので、お昼も外食。
これってきっとみんなやりがちな悪循環ですよね^^;
でも、こんな生活で健康な訳ないし、ダイエットなんて縁の遠い話です・・・
挙げ句、仕事もストレスを抱えてるときたら、調子が出るわけないです。
私はちょうど退職するときに妊娠が発覚したのですが、その頃の体調は妊娠ではなくても「超!」がつくほど最悪でした。
朝は起きられない、便秘がち、お酒が増える・・・もう限界だと思いました。
だから、正直、退職したときは寂しさよりもホッとしたもんです。。。
退職後専業主婦になって子供も産まれ、自分たち以外に「育てなくてはいけない命」があることでふと「家族の健康」について考えました。
私は一介の主婦なので、医学的な難しいことは何も分かりません。
が、家族の健康を預かる身としては「食の問題」は放っておけない現実だと思ったのです。
皆さんも、今まで自分にいろんな言い訳をして「好きなもの」「甘いもの」「高カロリーなもの」を食べてきてると思います。
私もそんな生活を繰り返していました。
特に働いていたりすると、自由になるお金があるので気も大きくなっちゃたりますよね(^^)
でも、身体をこわしてから後悔しても遅いのです。マクロビオティックでは過剰摂取による「体内環境不良」が「病気」を引き起こすと考えられています。いわゆる「食べ過ぎ」で体をこわす、というヤツですね(*^_^*)
ただし「お腹をこわす」という意味とは少し違っていて「発病しないだけで健康ではない体をつくっている」(未病)という意味なんです。
私自身はこのマクロビオティックに出会ってから「便秘解消」「お肌は荒れ知らず」「疲れにくくなった」などなにかと日々の生活にも関わる効果が出ています。
はじめの頃は「食べられないストレス」もありましたが、「体質改善」と「体内正常化」を目標に我が家のマクロビ生活が始まったのです。
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