ナチュラルクリーニングとは

「ナチュラルクリーニング」ってご存じですか?
最近は主婦向けの雑誌やワイドショーなどでも「お掃除の仕方」などで紹介されているので、聞いたことくらいはあるかもしれませんね。直訳でいくと「自然な掃除」ですが、このナチュラルクリーニングは掃除の観念を変えてくれます。

皆さんの掃除道具入れにはきっと洗剤があふれているでしょう(*^_^*)
キッチン用にお風呂用。床掃除に玄関用。窓ふきに家電用。何から何まで場所別の洗剤。
ものによっては「まぜるな危険」なんて恐ろしい文字が載ってます。手荒れや鼻・のどを痛めないために手袋とマスクをつけて一時間も奮闘したら、もう一日何もしたくなくなりますよね。それがこの掃除方法ならたった三つのアイテムをそろえるだけで手荒れや酔ったりする心配もなく尚かつウンとキレイになるのです。

私は無類の片付け魔ですが、「掃除」は得意ではありません。
基本的に「めんどくさがり」なので、頑張ってキレイにするのは性に合ってないのです。だから、片付いてはいますが思ったよりもサッパリはしていません^^;
その私がこの掃除法ならできると確信したのは、地球に優しいだけでなく「めんどくさがり屋」にあっていると思ったからです。

ナチュラルクリーニングとは「合成洗剤」など使わずに汚れの性質に合わせて中和し、キレイにすることをいいます。

合成洗剤は石油から作られ、合成界面活性剤(汚れを落とすために、汚れを水に溶かす役割をする物質)を主成分として造られている人工的な「洗浄剤」です。だから、自らのちからで自然に帰ることができません。
私がいうまでもなく、この問題はどこでも取り上げているしネットで検索しても読み切れないほど出てくるので、多くは書きません。
ただ、文明の利器にあわせてうまれてきた「合成洗剤」。それ自身が悪い訳じゃないのに、合理主義の世界の中ですっかり悪者扱いです。物事は使い方を間違えると必ず代償を伴います。これもそのひとつのように思えてなりません。

さて、この私たちを悩ませる頑固な汚れ。いざ「中和する」といわれても難しいことはわからない。私も難しいことを考えて使ってはいません(*^_^*)
ただ汚れには性質があって、その特徴さえつかめば誰にでもできる掃除方法です。
汚れはおおざっぱに3つに分かれます。

汚れ酸性中性アルカリ性
アイテム重曹・石けん

表を見てもらうとわかるように、反対の性質のモノを加えてやれば汚れが溶け出すという理屈です。ということは、普段から「中性」を保てばキレイであるということですよね。

それに地球に優しいということは人間の私たちにも優しいということ。
重曹も酢も食して問題ないものです。
今は工業排水より生活排水の方が深刻だと聞きます。
是非、私たち一人一人の力でこの問題に取り組んでみてはいかがでしょうか?

本のご紹介

重曹・酢・石けんでナチュラルおそうじ―家じゅうキレイ!

扶桑社

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Posted by Yuko