我が家のマクロビオティック③ No milk
三つ目に実行したのは、「牛乳をやめること」です。
私はもともと子どもに牛乳を飲ませる気はなかったので、ずっとお茶を飲ませていたのですが、1歳を越えたあたりからほとんどのものは飲んでもいいと書いてあったので「豆乳」を飲ませ始めました。
喉が渇いたといっては豆乳。
お風呂上りのいっぱいに豆乳。
ご飯のときの晩酌に豆乳・・・(^^;)
と、とにかく始めから牛乳を与えませんでした。
おかげでウチは牛乳を欲しがりません。今では豆乳は子どもにとってもなくてはならないものとなりました。
親の私たちもせいぜい朝のコーヒーに1滴たらすという使い方。
500mlでも一週間で使いきれないことのほうが多いので、思い切ってやめることにしました。
人間、理由があって辞めた事には納得するモンですね。
やめてからかれこれ二ヶ月近く経ちますが、今では「欲しい」と思わなくなりました。
そのやめた理由も「もったいない」と思ったのと同時に「身体のため」を考えたからです。
通常、市販の牛乳はホモゲナイズされています。
ホモゲナイズとは「均等化」することをいいます。
生乳には約4%近い脂肪が含まれているそうですが、その大部分は「脂肪球」と呼ばれる小さな粒なのだそうです。
脂肪球は大きなモノほど浮上しやすいので、そのままにしておくと脂肪分だけ浮上してクリームの層となります。これを防ぐためにホモゲナイザーという機械を使い脂肪球を機械的に細かくしているのです。さらに様々な菌の繁殖を防ぐために加熱殺菌されています。
問題なのはこの先で、ホモゲナイズされることで牛の乳から搾乳された「よい成分がたくさん含まれたモノ」が酸素と結びついて「過酸化脂質」に変化してしまうのです。
過酸化脂質というのは「酸化した脂質」のことをいいますが、このいい方を借りると市販の牛乳は「ひどく酸化した脂」ということになります。また日本では超高温短時間殺菌法が主流、ということなのでその度合いはますます大きくなります。
それに「乳」はうまれて間もない子どもが飲むもの。
成長すればするほど乳を消化吸収する機能は減少していきます。
それを大人も飲めるようにホモゲナイズし、超高温殺菌しているのですから身体に良いわけはありません。
我が家は冷たい牛乳を飲める人がいないのでお腹にあたることはありませんが、お腹が緩くなる人は乳糖を分解できない「乳糖不耐症」というのだそうです。
でも、こんなに身体に影響があるモノをまだつらい思いしてまで飲みたいと思いますか?
牛乳の摂取=カルシウム増加という神話もそろそろ疑った方がイイのではないかと思うのです。
【参考】
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